黄体形成ホルモンの働きとは?基準値・正常値は?高いとよくない?

排卵検査薬が分泌量を捉える黄体形成ホルモン(LH)は、排卵を促すホルモンです。

どのような働きをするのでしょうか?
また、基準値(正常値)は、どれくらいなのでしょうか?
実は高い場合でも低い場合でもよおくないのです。

黄体形成ホルモンとは

黄体形成ホルモンは、性腺刺激ホルモンの一つで、黄体化ホルモンとも呼ばれています。

英語名は、”Luteinizing hormone”でLHと略されます。

そして、黄体形成ホルモンが出るのはどこかというと、脳の下垂体前葉です。

また、下垂体には、同じく脳の視床下部からホルモンの分泌の指令が届きます。

視床下部は、脳の中で自律神経の働きを調節する間脳(かんのう)にあります。

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ちなみに、下垂体前葉からは、2つの性腺刺激ホルモンが分泌されています。

1. 黄体形成ホルモン(LH)
2. 卵胞刺激ホルモン(FSH)

卵胞刺激ホルモンは、卵胞の成長を刺激するホルモンです。

黄体形成ホルモンの働き

黄体形成ホルモンは、排卵検査薬が反応することからもわかる通り、排卵を促すホルモンです。

黄体形成ホルモンが急激に増えるときを、LHサージといいます。
このLHサージのピークから、24〜36時間後に排卵が起こります。

黄体形成ホルモンは、LHサージの時だけ分泌されるのではなく、通常から微量は分泌されています。

そして、黄体形成ホルモンは、黄体形成黄体ホルモンの生産と分泌も促します。

このように、黄体形成ホルモンは、妊娠するためにとても大事なホルモンであることがわかりますよね。

関連記事⇒LHサージとは?排卵の時間とタイミングは?ピークでは遅い?

黄体形成ホルモンの基準値(正常値)

ところで、黄体形成ホルモンの分泌は多すぎても、少なすぎても良くないです。

基準値をはずれると、月経異常や不妊症、更年期障害の可能性があります。

次の表は、日本産婦人科学会の資料から抜粋したLHの基準値です。

これは、スパック-Sという検査キットで測った値です。
検査法により、数値は変わります。

黄体形成ホルモン(LH)基準値
(単位:mlU/mL)
卵胞期 1.8~7.0
排卵期 5.6~34.9
黄体期 1.0~7.8
閉経期 6.7~38.0

この表を見ると、閉経後LHの値が高いですね。
LHは、閉経後数値が上昇します。
ですが、LHが上昇したというだけでは、閉経したとは判断できません。

黄体形成ホルモンは、その他のホルモンとのバランスを保って分泌されます。
そして、ホルモンバランスは、脳が司っています。

ですから、からだも気持ちもストレスを貯めず、バランスの良い生活を送りたいですね。
そうすると、うれしいお知らせが、すぐに届くかもしれません。

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