妊娠検査薬で陰性なのに生理が来ない理由は?吐き気があったのに?

生理が来ないので、妊娠検査薬で検査してみたら陰性だった時は、ちょっとがっかりするとともになぜなんだろう?って思いませんか?

想像妊娠でしょうか?

吐き気(つわり症状)があったのに・・・といった話もよく聞きます。

生理が来ないのはストレスが原因っていいますけど、それもどういうことなのでしょうか?

生理とは

まずは、そもそも生理って、どういうものなのか確認しましょう。

生理は、卵巣で成熟した卵胞から飛び出した卵子が受精し着床できなかった場合、用意されていた子宮内膜がはがれ落ちて、外に出ていくことを言います。

これは、子宮内膜がはがされる時に出る酵素があり、その働きによって血が固まらなくなります。これによって、子宮内膜は液体となり、血液の形で外に出てきます。

簡単に言えば子宮内膜がはがれて外に出てきたものを、月経血といいます。

生理の起きる仕組み

ご存知の通り、生理は、女性ホルモンの作用によって起きます。

「視床下部 → 脳下垂体 → 卵巣」というシステムになっています。

脳断面イラスト画像

視床下部とは、脳の間脳という場所にあり、交感神経・副交感神経の機能や内分泌系の機能を調節している場所です。

視床下部は、血液の中に含まれるホルモンの量をチェックして、必要な時期に性腺刺激ホルモンを放出するためのホルモンを分泌します。
そのようにして、脳下垂体に指令を出します。

脳下垂体とは、多くのホルモンを分泌する器官です。

脳下垂体は、視床下部から分泌された性腺刺激ホルモン放出ホルモンをうけ、性腺刺激ホルモンを分泌して、卵巣に指令を出します。

そして、脳下垂体から指令受けた卵巣は、代表的な女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。

これらの女性ホルモンの働きにより、卵巣で卵胞が成長し子宮内膜が厚くなり、妊娠に備える状態になります。

そして、前項で述べた通り、妊娠しなかった場合は、子宮内膜は溶けて、外に出てきます。

陰性なのに生理が来ないわけ

このように、からだの中の巧みな連携で、生理は定期的に訪れます。

ですので、このシステムのどこが滞っても、日頃の状態と違う状況が起きてしまいます。

妊娠検査薬が陰性・・つまり妊娠していないのに生理が遅れるのも、これが理由です。

強いストレス

視床下部は、自律神経を調整している場所ですから、強いストレスがかかることで、正しい調整ができなくなります。

これにより、生理が正しく来ないことがあります。

更年期

更年期になると、卵巣の機能が低下します。
ですから、視床下部がいくら女性ホルモンを分泌するように指令を出しても、応えることができません。

更年期は、30代でも起こることがあります。

薬による作用

一部の薬の中には、その作用により生理が来なくなるものもあります。

妊娠をのぞんでいる人にとっては、生理が一定の間隔で来ることはとても大切なことです。

少しの遅れを気にしすぎてストレスを貯めてしまうのは、よくありません。

ですが、妊娠検査薬で陰性となってから、10日以上生理が来なかった場合は、もう一度検査してみましょう。

陰性から陽性に変わることもあります。

検査時につわり(吐き気)があったという話もよく聞きますが、吐き気のある・なしはほとんど当てになりません。

それでも、陰性だった場合は、医師の診断を仰ぎましょう。
早めの受診が良い結果を生むことも少なくありません。

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