想像妊娠ってよく聞く言葉ですよね。
実際に生理がこないケースがあったり、吐き気などのつわりのような症状が出ることがあります。
微熱・高温期が続く人もいますね。
しかし、チェック方法としての“想像妊娠検査薬”というのはありません^^;
なぜこんなことが起こるのでしょうか。治し方はあるのでしょうか。
想像妊娠とは
想像妊娠という言葉は、赤ちゃんが欲しいと思っている時には、嫌な言葉でもありますよね。
想像妊娠とは、実際には妊娠していないのに、妊娠したようなからだの変化があることです。
偽妊娠(ぎにんしん)ともいいます。
想像妊娠の症状
想像妊娠の症状は、次のような症状です。
● 生理が来ない
● 吐き気がする
● 微熱が続く
● 便秘や下痢
● おなかが大きくなる
微熱が続くと高温期が続いているような気にもなりますよね。
また、妊娠していないことを確認しないでいると、出血や陣痛が起こることもあるそうです。
想像妊娠が起きる理由
想像妊娠が起きる理由は、妊娠に対して過度な期待をしたり、逆に過度な恐れを持ったりすることと言われています。
あまりにも妊娠を期待しすぎると、その思いが脳にまで妊娠していると信じ込ませてしまうのかもしれません。
また、妊娠のためのからだの準備は、視床下部という自律神経の調整を司っている場所がしています。
ここから女性ホルモンの分泌の指令が出ます。
ですので、過度な期待や恐れのような強いストレスを感じると、妊娠していなくても生理が来ないといった生理のシステムにも大きな影響があるのは当然ですね。
ですので、この治し方としてはなるべくストレスを感じないように過ごすしかありません・・・・・
生理のしくみについては、前に説明記事を書いていますので、そちらを参照してください。
妊娠検査薬で陰性なのに生理が来ない理由は?吐き気があったのに?
想像妊娠と妊娠の違い
想像妊娠と妊娠の大きな違いは、おなかの中に赤ちゃんがいないことです。
ですので、血中のhCG濃度が高くなることはありません。
hCG濃度が上がらないのですから、妊娠検査薬に反応することはありません。
ですから、生理が来なくて、つわり症状が出た時には、必ず妊娠検査薬を使ってみてください。
妊娠検査薬で陰性だとわかった途端、生理が来る人もいるそうです。
それでも、疑わしい方は、ぜひ産婦人科を受診しましょう。
日本では、大抵の産婦人科ではエコー検査をすぐできますから、すぐに正確な診断をもらえると思います。